Category Archives: 自閉症

周りの子と比べてしまうと息子が喋らないのが悲しい

もう二歳半になると、二語文、三語文話す子も増えてきておしゃべりが上手になってきます。

まだ単語も話せない息子からしたらそれは夢のようなものです。

うちの子よりももっと小さい子がペラペラと喋って親と会話しているのをみると悲しくなります。やっぱりうちの子は喋らない、他の子と違うのだということを実感してしまうのです。

一歳になったばかりの子が指差しやバイバイをしている様子をみても、うちの子は指差しもバイバイもしてくれないと・・・悲しくなるのです。

成長の個人差の範囲内であればそう気にすることもないのですが、自閉症と言われてしまうともうこれからどうなるのかと、どこまで成長することができるのかと不安になってしまうのです。

早期療育と言いますが、本当にどうすればいいのかわかりません。

 

自閉症は入園を拒否される?

自閉症の子の就園先

次男は二歳半でもまだ喋らず、こちらの指示にも応じないような状態です。

自閉症スペクトラムという説明は医師からあったのですが、3歳になってまだ言葉が出ていなくて、検査などをして受給者証を・・・というような話があり、はっきり診断がおりたのか、はっきり診断するのは三歳になってみてからなのかあまりよくわからないのが現状です。診察は半年に一度で、あまり予約もできなかったり、コロナ禍で風邪症状があると受診ができずキャンセルになったりと、次の受診までまだ時間があり話をききにいけません。

あきらかに他の子よりも成長が遅れています。「うぅーー」「あぁーー」とかしか言わないですし、どこでもすぐにごろんと横になってしまいます。手足をバタバタさせて喜ぶという行動が頻繁にみられているので、これは常同行動というもののようです。

7月になり、就園先をはっきりと決めなくてはいけない時期に入ってきました。

漠然と「この子は普通のこども園や幼稚園でやっていけるのかどうか?」という不安が先行していたため、具体的な就園先は考えていませんでした。発達支援の施設を見学したのですが、3歳児クラスの子供はほとんど話せない状態でした。小人数制で子供に対し、先生の数が多いので、本人にとってはそのような通所施設が良いと思ったのですが、デメリットとしては一般的な幼稚園で他の子からの刺激が少ないというのがあげられるようです。

主人からは最初から発達支援センターではなく、こども園か幼稚園を検討するように言われたのですが、長男の通っている園には断られてしまいました。発達に遅れのない健常児だったら兄弟枠というのも当然あったのですが、断られた理由は「今の状態をみると集団で行動するときに○○くんの場合は補助が必要で一人先生がつかないといけない。すでに次に年少にあがるクラスで同じような補助を必要とする子供がいるので先生をつけるのが難しい。」といった内容でした。

確かに園側の理由には納得がいきます。他の子よりも手がかかるというのは当然ですし、人手が足りないというのはよくいう断られるときの理由です。

ですが、実際に拒否をされてしまうと、かなりショックで落ち込みました。他の園でも入園を拒否される気がしてなりません。とくに人気のある園では長男の時に応募して抽選にもれてしまったりしたのですが、そういうところは最初から除外されてしまう気がして入れる気がしないのです。

そして見学したときの雰囲気的に「ここではやっていけないだろう」という園もありました。お行儀よく過ごす幼稚園にはどう考えても入れないでしょうし、万が一入れてくれたとしても本人が辛い思いをしそうです。なかには入園できたものの、退園を迫られるケースもあるようですので園選びは慎重にならないといけません。

発達支援センターでは必ずしも希望して入れるわけではないので他の園にも願書を出してくださいということを言われたのですが、どの園に出せばいいか途方に暮れています。来月見学を希望している園がいくつかありますので、見学会のときに子供の状況について話して受け入れ可能かどうか聞きたいと思ってはいるのですが、不安が募ります。

発達の遅れについて悩んでもどうしようもない

次男の発達の遅れについて考えていると「このままいくとどんな幼児・小学生になるのだろう?」と憂鬱な気持ちになってしまいます。

まだ二歳でもう一年後には会話がある程度成り立つかもしれませんがまだ何もわかりません。

手を振り回す常同行動?はこのままずっと続くのかな・・・とか、考えてしまうと、心配事ばかりになってしまいます。

よく「ネット検索はしてはいけない」と言いますが、本当にその通りで、役に立つこともたくさんあるのは事実ですが、情報に踊らされてもその子一人ひとり、まったく成長の仕方が違うかもしれませんのであてにはならないのです。

不安に思う気持ちがあるのは仕方がないことですが、目の前の子供と楽しく毎日を過ごしていくのがやはり大切です。あまり気に病まず成長を見届けようと思います。