稽留流産の手術はその時の胎児のサイズによって手術をするかしないかの選択をせまられます。
妊娠周数が経ち、胎児が育っていると母体に影響が出るので手術をすることになります。
私の場合はまだ7週くらいだったのでどちらでもいいと言われました。医師によっては手術を勧める人もいるようですが、私の担当した医師はどちらでも構わないと言っていました。
「どちらが多いんですか?」と聞いてみると「手術する人が多い」という回答。
どちらを選んでもリスクはあります。
自然に出てくるのを待つというのはいつ激しい腹痛に見舞われるかどうかという不安な日々を過ごさなくてはいけない。さらに大量出血が起きる可能性もあり、トイレで意識を失った人もいる。出てきた胎児を自分で確認して病院へもっていかなくてはならない。もしも、出血後の診察で全てが出ていなかったら結局手術で取り除かなくてはならない。
稽留流産の掻爬手術。子宮の中を掻きまわして手探りで胎児を取り出すので子宮が傷つく恐れがある。子宮の近くには腸があり、万が一、子宮に穴があいて突き破り腸まで傷つける可能性がある。その場合は別の手術が必要になる。さらにもしもすべてを取り除ききれていなかった場合は再手術が必要になる。
両方ともこわくて・・・・でも、医師を信じて手術をすることにしました。自然に出てくるのを待つ間は、いつ出血が起きるかわからないのでどこへ行くのもとても不安です。こわくてしょうがない。
そして、自然に出ることを待っていてもずっと出てこなかったりしたら結局手術をすることになるようですね。
急に出血して赤ちゃんが出てきてしまう流産。赤ちゃんが亡くなって中に留まったままになる流産。
どちらにしても流産は経験した人にしかわからないとても悲しいものです。