Monthly Archives: 6月 2016

友人の出産報告

友人の出産報告のLINEが送られてきました。

とってもかわいい赤ちゃん。

まだ、流産の手術を受けてから一週間経っていなかったので、もうちょっと落ち着いてから、病理検査の結果が出てから、みにいきたいなと思っていました。

でも他の友人がみんな病院にいる間に行くようだったので・・・私も出来れば病院にいる間にしたほうが、実家にいるよりも都合がいいのかなと思い行くことにしました。

連絡を受けてみにいって本当に無事に産まれてよかったなぁと心から思いました。

自分が流産を経験して、無事に元気な赤ちゃんが生まれるということがどんなに幸せなことかということを実感しました。

本当に命は尊く、かけがえのないものです。

ニュースで子供の事故をみると、その両親のことを考えると胸が苦しくなります。

ニュースをみても、子供の頃はそういう気持ちがあまり起きず、ただ、ただ、自分も気をつけようという思いが強かった。

大人になると、どんどん感じ方が違ってきます。

まだまだ未熟な私ですが、色んなことを経験し、時には傷つくこともありました。

そうすると、人の痛みがわかるようになります。

自分が経験したからわかる痛みがあります。

私はこの流産という経験からくる心の痛みを知ったことで、同じような経験をしてまだ傷が癒えない人の心が少しわかります。

きっとこの経験をしなかったら、こんなにも辛いということは分からなかったでしょう。

人は痛みを知った分だけ、人の悲しみを理解することができる。

本当にそう思います。

病理検査の結果

稽留流産のソウハ手術から約3週間後、病理検査の結果を聞きに病院へ行きました。

そもそも、病理検査とはなんなのかということが説明を受けていなかったため、わかりませんでした。

医師の話では「悪い成分はありませんでした」とのこと。

次の生理を1度見送れば再び妊娠も可能という話です。

インターネットで調べてみると、取り出した成分に胞状奇胎があれば再手術が必要になったり、その後の妊娠も生理後1カ月ではなく半年~1年以上かかるということもあるようです。

胞状奇胎というのは絨毛がんの原因にもなり、抗がん剤治療が必要になるケースもあります。

妊娠・出産は改めてリスクの高いものなのだと感じました。

私はただ次の生理が順調にくることを待ちました。

稽留流産手術後の病理検査

病理検査の結果のため、稽留流産での手術から三週間後に再び病院へ行くことになりました。

病理検査とは一体何なんだろう?

と思いながらも、病院を訪れた日は腹痛と寝不足で疲れ切っていたので、そのまま「はい」と返事をして帰ることにしました。

家に帰り検索してみると、ソウハ手術で取り出した胎嚢の成分などを分析した結果ということなのだそう。

そして、その際にきっと再手術のあるなしがわかるのだと思います。

もう二度と同じ手術は受けたくありません。

結果が出るまでまだ少し不安が残っていました。

希望を出せば、染色体の検査も受けられるようです。

しかし、私は希望しませんでした。

一回目の流産と言うことで特に医師からも説明はありませんでした。

染色体の検査は費用が高いようです。

今回のことは思いのほか高い出費になりました。

お金もないし、まだ、私にはその検査ができるほど心に余裕はありません。

次は大丈夫。

そう信じるしかありませんでした。