稽留流産当日掻爬手術後

手術が無事に終わりました。

自然に出てくることを待つことも出来たため、手術を選んだことが本当によかったかどうか分からずに不安でいっぱいでした。

子宮が傷ついたり、子宮に穴が空いて腸を傷つけると開腹して手術が必要になるとの説明も受けていたので不安で不安でしょうがなく、手術を受けたことに後悔もしていました。

もしも、すべてを取り除けずにお腹の中に残ったものがある場合は再手術も必要になるとの事前説明もあったので、「どうかこれで二度と流産手術をすることはありませんように」と願っていました。

2時間はベッドで安静にしていなければならず、トイレにもいけません。

眠ることができずにただただボーっとしていました。

お腹の痛みはチクチクといった痛みでそれ程激しいものではありませんでした。

ジワジワとする耐える事のできる痛みです。

大部屋を選んでいたため、同室の患者さんのお見舞いに来た人たちの会話が聞こえてきます。

その部屋は妊婦さんではなく、年輩の方がいました。

総合病院だったため、産婦人科ではない手術の人たちでした。

そのことは私にとってまだ救いだったかもしれません。

やはり、流産という悲しい出来事に伴う手術の直後に幸せな妊婦さんの話声が聞こえてくるのは精神的にも辛いことだから。

ベッドで安静にしている2時間の間、トイレへ行けないので用を足したいときは管をつけるしかないそうです。

卵巣嚢腫の手術の際に管をつけたことがあります。

やはり、助産師さんの手を煩わせる気がしたので、トイレに行きたくてしょうがなくなりましたが、たぶんもう少しだと思い我慢していました。

やっと2時間経ち、先生の診察の前にトイレに行くと、ナプキンに血がたくさんついていました。

先生の診察では手術後の注意事項の確認がありました。

・2日間は安静に

・経過観察のため、一週間後に受診。

・感染症を防ぐために入浴は出来ない。シャワーのみ。血が止まったら入浴は可能。

・出血が4~5日続く

・激しい腹痛、発熱、血の塊が出たら病院へ電話する。

・次の妊娠は1回生理を見送ってから

など

ひとまず、手術が無事に終わって安心しました。

出産に伴う喜びのための痛みなら、どんなに痛いものでも我慢は出来る。

しかし、失うための痛みは辛いと本当に思いました。

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